どうも!FX歴6年目のさみー(@sammy_fx_123)です。
ツイッターを見ていると「ボラが高い」「ボラが低い」ってよく見ますよね。
閑散相場なら「ボラがもっと欲しい!」とか言われます。
今回は、FXにおける「ボラ」の説明です。
FXではボラが低いと利益を得るのは難しいと言われています。
ボラティリティ説明
ボラとはボラティリティの略で、「価格の変動率」のことです。
「ボラが低い」とは、変動率が低く細かいレンジ相場になっています。
一方「ボラが高い」とは、変動率が高く大きく一方向に動いた相場になっています。
豪ドル円のチャートです。
前半の部分は細かく上下に動いて「ボラが低い」状態です。
この状態では、細かくエントリーと約定を繰り返せば利益を得ることができますが、続けていると痛い目に合う可能性があります。
チャートの中盤に、突如、値を上げています。
この状態が「ボラが高い」状態です。
もしボラが低い状態でエントリーと約定を繰り返す作戦をしていた時に、ショートだった場合、一気に利益を吹き飛ばすことになります。
チャートの中盤で、ボラが高い状態になっているので、82円手前のレジスタンスラインでの跳ね返りを狙えば40pips取ることができました。
どういう時にボラが高くなる?
トランプ砲とは、「トランプ大統領によるツイートがキッカケとなって為替が大きく動くこと」です。
これはほんと読めないですが、ある程度トランプ砲パターンは決まってきています。
- 関税をかけることにした!などのリスクオフ発言
- 対抗処置に激怒してさらに追加関税かけるぞ発言
- このままでは駄目だから話し合いをして交渉を進めよう。
- 「いい話し合いができた関税はかけるが、追加関税はやめておこう。さぁ合意書にサインを」リスクオン発言
リスクオフ発言をある程度して、その後リスクオン発言をすることがパターンとなっています。
なので戦略としては、
- 戻り売り
- 一回ポジションを切ってから安値でエントリー
が有効です。資金管理さえ間違えなければ大きく損失を出さずに有利にトレードできます。
要人発言で大きく動くこともあるのが為替相場です。
ボラティリティ(ボラ)まとめ
- ボラとはボラティリティ「価格の変動率」のこと。
- ボラティリティが高い方が、利益を取りやすい。
- ボラティリティが高い時のエントリーは、ストップを必ず入れて思わぬ含み損をかかえないように損切り設定をすること。
ボラティリティが低い状態では無理にエントリーしない方が無難です。
自分のスタイルを確立できるまでは無理なエントリーは避けましょう。